100 個我の脱却が脱一次元

 

 

此処まで自己確立(一次元意識の克服)について様々な見解を説明してまいりました。

個別意識と全体意識の違いを理解すれば、臨機応変に個全の使い分けが出来ると言う事でした。

意識を個体に凝り固めたなら、人間の魂は自己限定の殻の中に閉じ籠ってしまい、視野が狭く心根の浅い我儘人間になってしまいます。

そうした迷妄意識(我儘な一次元意識)から心の瞳を目覚めさせる為には、反省回顧(現状把握)と清掃浄化(軌道修正)が必須であります。

自意識過剰となれば高い技術力や深い洞察力も自力天狗となります。

傲慢(傲り高ぶり)は心理の瞳を狂わせて霊性を閉ざし、魂心境を盲目的意識(無反省人間)に陥れてしまいます。

反省の出来ない人間は其れだけで、未だ一次元意識に魂心境を凝り固めた自己限定人間である。

人生は個別意識に閉じ籠るなら長いようで短く、魂を全体意識に解放すれば短いようで長くもなります。

価値観の違いは時間も空間も異なる感性となって、思考回路も思念想念の質さえも変えてしまいます。

同じような人生でありながら個別意識(個体)は自暴自棄と成りがちでありますが、全体意識(霊性)は希望勇気となるのです。

何方の方角に意識を合わせるかで人間の徳性は低俗にも高貴にもなる。

五毒(我欲・欺瞞・愚弄・下劣・傲慢)にも向かうが、五大徳性(謙虚・調和・融和・積極・神徳)にも向かうのであります。

貴方は何方の世界観に向かうのか。

選択の自由は個生命に託されてはいるが、その自由意思に伴なう結果(因果の理法)は素直に受け止めなければならないのです。

徳性には遥かなる高みがあります。

人為の最高峰は九次元意識まで高まる可能性がある…。

しかし自己限定の殻(一次元意識)を自らの意志で打ち破らなければ、

魂の故郷(実相世界)まで続く上位意識(二次元意識以降)は有り得ないのです。

本来の人間の生命は永遠に生き通しの生命であります。

自己確立(反省回顧・軌道修正)に正しく取り組めば、転生輪廻は万民に与えられた慈悲となるのであります。

 

 

 

 41 むすび大道 【自己確立編】 一次元